速度違反を犯さないように、信号無視もないように、急いで原付にて帰宅。
すでに救急隊の皆様は到着していて、その足元にうちのお母さまが横たわっていた。
洗面器が顔の横に置いてあって、
吐血している。
こんなこと、いまだかつてない。
驚愕。
母は、顔が真っ青というか真っ白。血の気が引いて真っ白。
救急隊の方
「娘さんですね。これより救急搬送しますのでご用意を」
私が同居しており、まもなく仕事から帰る時間だから玄関のカギが開いていたので
救急隊の方が入れた訳だけど、もし、カギを閉めて寝こんででもいたら、玄関はぶち破られていたのだろうか・・・。ある意味、ラッキーだった。
後で母に聞いたら、私が帰って来るころだと思い、玄関のカギを開けに行ったときにヘナヘナっと立てなくなって、驚いて私に電話したみたい。
いずれにせよ吐血しているので尋常ではない。
そのまま入院かもしれないので、お財布とか簡単な着替えとかを、私が帰宅するまでに
救急隊の方が母に置き場所などを聞いて用意してくださったそうで、袋一つにまとめてくれていたので、すぐに病院へ向かうことができました。
救急隊の皆様、本当にお世話になり、ありがとうございました。
この機会にお礼を言いたい。
本当は名前とか知っていたら後日直接お礼を言いたいくらいの気持ちだった。で、母は自分で歩けもせず顔も真っ白なのに、私にどこそこの窓は閉めたか?玄関のカギを閉めるのを忘れるな、などから始まり、救急車に乗り込んだ後も、もしこのまま入院になったらうんたらかんたら言うので、とうとう救急隊の方が
「お母さん、ご自分の体のことを気にかけてください」
と言ってくれた。ホントすみません。
今も母は「喋るのもしんどい」と言いながら、めちゃくちゃ喋るのでこっちがしんどいくらいです。
救急車の中で、救急隊の方が、吐血しているので胃潰瘍かもしれないし、もしかしたらもっと悪い可能性もあるかもしれないが、検査をすることになるでしょうと。きっと入院でしょう、など気持ちを落ち着かせようとしてか話してくれる。残念ながら救急車の必要のない症状で呼ぶ人も中にはいるが、今回は救急車を呼んで正解でした、と言ってくださった。顔が真っ白なのでかなり危険だったようだ。相当、出血していて、もしかしたらだいぶ前からかも?と。手も氷のように冷たかったからなぁ。
先に救急隊の方が処置してくださっていたから本当に良かった。救急車を呼ばずに家に帰っていたらどうなっていたことだろう。我ながらファインプレイだったかもしれない。
従妹にもありがとうを言った。