Bakery & Cafe BOMBORINO(事業所:大阪市天王寺区、店主:山野香織、以下、ボンボリーノ)は、2019年10月25日に、大阪市天王寺区国分町に、新規オープンいたします。 https://www.instagram.com/2019bomborino/
■ベーカリーカフェ開業に至るまで
店主は、2013年まで京都大学大学院にて文化人類学を学んだ後、自分の店を持つという兼ねてからの夢に挑戦するため、心機一転してパン屋へ就職する道を選びました。大学院ではエチオピアや、アメリカのワシントンD.C.でフィールドワークを行っていた経緯もあり、店内のところどころにそれらの文化的な名残がみえます。
名古屋や大阪のベーカリーで製パンについて学んだ後、2019年10月、晴れてオープンすることとなりました。
■店の特徴
1)主に食事パンと、サンドイッチを中心とした、イートイン10席のベーカリーカフェです。ふわふわの菓子パンというよりは、食事の際に添えるような、食事と共に食べられるパン(食事パン)が中心です。そして、それらのパンの食べ方の提案として、食パンのサンドイッチの他、ホットドッグのようなドッグ型サンド、バゲットサンド、タルティーヌなどのオープンサンドなども揃えています。嗜好品としてはもちろん、食卓に並ぶパンとして、コーヒー、スープやシチューと共に、さらにはお酒のあてにもなるパンです。
2)また、当店では食後のデザート感覚で食べられる、小ぶりのデニッシュパンもたくさん並びます。フルーツデニッシュやチョコレートデニッシュなど、ケーキを選ぶような感覚で楽しんで頂けます。もちろん惣菜パンや、クリームパン、あんぱんなどの甘くて柔らかいパンもあります。
2)また、当店では食後のデザート感覚で食べられる、小ぶりのデニッシュパンもたくさん並びます。フルーツデニッシュやチョコレートデニッシュなど、ケーキを選ぶような感覚で楽しんで頂けます。もちろん惣菜パンや、クリームパン、あんぱんなどの甘くて柔らかいパンもあります。
■店名について
店名のBOMBORINO (ボンボリーノ)とは、アフリカの国エチオピアで、おやつとして親しまれている、おおきなドーナツの名前です。エチオピアはアフリカ諸国の中で唯一植民地化されていない国ですが、一時期イタリアが駐留していた時代がありました。ボンボリーノは、イタリア語の影響を受けて名付けられたと言われています。
店主が初めてエチオピアを訪れたのは2005年、23歳の頃。公用語であるアムハラ語を少し話せるようになったある日、知り合いの食事会で、あるエチオピア人の女の子と出会いました。年齢も近くすぐに仲良くなりました。片言のアムハラ語でも嫌な顔一つせず、ごく自然に友人として接してくれた初めての友達でした。トゥグストゥという名の彼女は、親しい仲間からはボンボリーノと呼ばれていました。何故かと聞くと、ボンボリーノみたいに腰回りが大きいからだと仲間の子が教えてくれました。トゥグストゥは、その理由を私に知られたことを恥ずかしそうにしていたので、私は最後までトゥグストゥと呼びましたが、ひそかにボンボリーノというあだ名がお気に入りでした。弾むような言葉の響きが可愛くて、明るい性格の彼女に似合っていたからです。
親切で明るく、外国人だからといって分け隔てなく、同じ目線で、友人として接してくれた彼女のことを忘れないように、また、彼女のように温かくお客様をお出迎えできるような店にしたいという想いから、ボンボリーノという店名にしました。
店主が初めてエチオピアを訪れたのは2005年、23歳の頃。公用語であるアムハラ語を少し話せるようになったある日、知り合いの食事会で、あるエチオピア人の女の子と出会いました。年齢も近くすぐに仲良くなりました。片言のアムハラ語でも嫌な顔一つせず、ごく自然に友人として接してくれた初めての友達でした。トゥグストゥという名の彼女は、親しい仲間からはボンボリーノと呼ばれていました。何故かと聞くと、ボンボリーノみたいに腰回りが大きいからだと仲間の子が教えてくれました。トゥグストゥは、その理由を私に知られたことを恥ずかしそうにしていたので、私は最後までトゥグストゥと呼びましたが、ひそかにボンボリーノというあだ名がお気に入りでした。弾むような言葉の響きが可愛くて、明るい性格の彼女に似合っていたからです。
親切で明るく、外国人だからといって分け隔てなく、同じ目線で、友人として接してくれた彼女のことを忘れないように、また、彼女のように温かくお客様をお出迎えできるような店にしたいという想いから、ボンボリーノという店名にしました。
■ロゴについて
ロゴのモデルはまさしく彼女です。横顔の写真を元に、タトゥー模様を描くデザイナーさん(STUDIO ANO UMIさん)に依頼しました。オシャレが好きでいつも大きなピアスをしていたボンボリーノの耳元には、エチオピア国旗の模様が光っています。髪の毛に施して頂いたタトゥーには、私のお店に対する想いや彼女の人柄を表現する、以下の5つのモチーフを入れて頂きました。
成功、道しるべを表す星空。
情熱、エネルギーを表す太陽。
夢、希望を表す羽。
平等、優しさを表す孔雀の羽。
愛と美、そして繁栄を表す薔薇。
これらの模様がどこに隠されているか、どうぞ楽しみながら探してみてください。
成功、道しるべを表す星空。
情熱、エネルギーを表す太陽。
夢、希望を表す羽。
平等、優しさを表す孔雀の羽。
愛と美、そして繁栄を表す薔薇。
これらの模様がどこに隠されているか、どうぞ楽しみながら探してみてください。
■さいごに
当店ではエチオピア原産のコーヒー豆を使用したり、エチオピアの食材を使うことはありますが、店名の「ボンボリーノ」はあくまでお店に対する想いであり、当店の商品やコンセプトとは関係ありません。私の目線の先にあるのは、パンという商品そのものよりも、パンの向こうに広がる食卓の風景です。老若男女、年齢性別問わず、どのような方も共有できる食卓の風景です。1963年、アメリカの黒人公民権運動の指導者であるマルティン・ルーサー・キングJr.の演説の中に、私の好きな一節があります。
「私には夢がある。それは、いつの日か、ジョージア州の赤土の丘で、かつての奴隷の息子たちとかつての奴隷所有者の息子たちが、兄弟として同じテーブルにつくという夢である。」
話が大きくなりましたが、ごく普通の小さなベーカリーカフェです。玉造筋という大通りに面しており、2台の駐車場もございます。BGMはジャズが中心です。一人で音楽を聴きながら、家族や親しい人達と語らい合いながら、一日のほんの少しのひとときを過ごして下さいませ。なお、当店はバリアフリーではありませんが、車椅子をご利用の方やお買い物をする動作が難しい方など、遠慮なくお声がけ下さい。
「私には夢がある。それは、いつの日か、ジョージア州の赤土の丘で、かつての奴隷の息子たちとかつての奴隷所有者の息子たちが、兄弟として同じテーブルにつくという夢である。」
話が大きくなりましたが、ごく普通の小さなベーカリーカフェです。玉造筋という大通りに面しており、2台の駐車場もございます。BGMはジャズが中心です。一人で音楽を聴きながら、家族や親しい人達と語らい合いながら、一日のほんの少しのひとときを過ごして下さいませ。なお、当店はバリアフリーではありませんが、車椅子をご利用の方やお買い物をする動作が難しい方など、遠慮なくお声がけ下さい。
■お店の概要
店舗名(屋号):Bakery & Cafe BOMBORINO
住所:〒543-0044 大阪市天王寺区国分町5-3 サンロード国分1階
電話番号:06-6772-3806
営業時間:9時から18時
定休日:水曜日、第3木曜日、年始、お盆