地下鉄御堂筋線本町駅から徒歩5分・地下鉄四つ橋線から徒歩2分の立地に佇む
大通りから1本はずれにある”納豆かけご飯専門店※710”(コメナナイチゼロと読む)。
な、な、納豆かけご飯専門店?!あの朝ごはんを代表する納豆をお店で食べるの?!
・・・ベタなリアクションをした人がどれだけいるだろうか。
そう!あの納豆が「お店で食べられる」。しかしまぁ、なんとも珍しい。
家庭では昔から食べられてきたのに、外食となると一気に新鮮になる。
そこにフィーチャーしたのがこのお店。目の付け所がシャープすぎ。
ここでは大阪は門真にある納豆メーカー様と取引し納豆を仕入れている。
これはハイカラ!尖った外食ジャンルに踏み込んだなぁと感心、興味深い。
ただただ客としてお店に足を運び、客として納豆料理を楽しんでしまったのであった。
外観は、今どきの無垢でシンプルな装い。清潔感がある。
ガラス張りで中が見えるようになっていて、暖簾が温かみのある雰囲気を出している。
夜はオフィス街の暗い路地にお店の光がポツンと現れて少しばかりムードも漂う。
内観や作りもシンプルで、木のぬくもりが感じられるコの字のカウンター席のみで18席。
納豆の独特な「アノ匂い」はしなかった。
こちらのオーナーは、女性たち。また、働く人々も女性が多い。
今の時代、女性がどんどん活躍できる場所が増えてきたなぁとなんか感慨深かった。
ハツラツとした、しながらもトゲトゲしくない共感の得られる女性。
取材もスムーズに進む。
これだけ納豆が食べられている中で、なぜ外食としてメインで食べられる場所がないのか?というところから一大発起し会社として飲食事業に参入したとのこと。
また大阪の地は納豆不毛とまで言われてきたが、今や健康ブーム!ヘルシー志向の方たちへ受け入れられるのではと、納豆をメインとして食べられる店舗を開店する決意をされた。
もともと関西人といえば、納豆に対して、ネガティブな印象を持つ方も多いが、どう払拭していけるのか?果たして飲食店として、飲食業界の一つのジャンルとして、成り立つのか?と聞いてみたい。
しかも、納豆の健康効果や美容効果とかを見たらイケるんじゃないかと(笑)
このお店をしていく中で分かったんですけど、納豆嫌いな方も本当は克服したい!食べられるようになりたい!って思っている人が多かったんです。食べてる人を見て、うらやましいって思う人も。(笑)なんや、素直に言いーや。って(笑)なので、こだわりの強い大阪で苦労されて、真正面から皆様に受け入れられる商品を育て上げてこられた納豆メーカー様とタッグを組みました。いっちょやったろかと。(笑)」
なるほど。たくましい…関西での納豆の魅力を広める、大きな第一歩だったわけだ。
ここで※710で提供される納豆のこだわりをご紹介。
温度管理も徹底され直送されているのだとか。発酵を浅くすることで匂いが控えめになり食べやすくなるという。
提供する際もごはんはアツアツの炊きたてじゃなく、保温器に移し温度を下げている。
納豆に含まれる健康成分「ナットウキナーゼ」は熱に弱いため、より効果的に摂取しようとするとアツアツのご飯には不向きと言えるのだそうだ。
このように、苦手な方・食わず嫌いな方も食べやすくなるよう工夫を凝らしているからか、納豆を食べられないう人も来店され、納豆嫌いを克服する実績があるのだという。
「そうなんです。ここの納豆やったら食べれるって聞いて来ました!って言われることも多々あります。めっちゃプレッシャーで毎回ドキドキしてお出ししてます。(笑)
食べ終わられた後にお口に合ったかお聞きすると、全然食べれました!って。純粋にうれしいです。中には人生50年間一度も口にしたことないってかたも!美味しいといってくださいました!」
メーカー共々こだわったからこその結果なのだろうと、なんか関係のない筆者まで
達成感を感じてしまう。(笑)
この調子で納豆を克服できるようなお客さんが少しでも増えてほしい!と筆者も思う。
おすすめの納豆の食べ方も聞いてみた。
「まずは、美食家でも有名な魯山人が混ぜれば混ぜるほど美味しいといったことを
当店では再現しています。
毎朝仕込みで400回以上混ぜてからお出ししています。
しかも手混ぜで!最高の状態でまずは食べてもらう。それからお好みでトッピングとか。」
「それだけじゃなく、納豆に合うオリジナルのタレを毎朝作っています。
合わせ出汁と、複数のお醤油をブレンドして風味豊かで和を全面に押したタレですね。
北新地の創作和食店の店主に監修していただきました。少し甘めでめっちゃ納豆に合います。」
そこでランチタイムのメニューを拝見した。
基本のスタイルは、選べる丼ぶりに
・日替わり小鉢が2品
・お味噌汁
・お漬物
・デザートもついてくる。
※季節限定の丼ぶりもあり。
丼ぶりにはすべて黄身が乗っている。温泉卵に変更も可能。納豆味噌汁にも変更できる。
納豆は、小粒とひきわりが選べ、納豆の増量(+200円)はあいがけもOKとのこと!
(カレーやん!)
納豆好きにはたまらない…。
さらにご飯の量は無料で調節してもらえ、ダイエット中の方にはカリフラワーライスという、
ご飯と細くしたカリフラワーを半分づつ混ぜ合わせたヘルシーご飯にも+300円で変更も可能。
また、
23種類のトッピング(80円)が選べる。
下記参照
・自家製キムチ・オクラ・山芋・自家製なめたけ・めかぶ・枝豆・明太子・きゅうり・プチトマト・アボカド・ごま昆布・しば漬け・たくあん・チキンラーメン・ゆば・明太マヨ・大根おろし・刻みシソ・梅肉・クリームチーズ・高菜・大盛ネギ
これだけの組み合わせで、自分だけの納豆かけご飯スタイルはなんと800万通り以上にも。
家庭で食べていた納豆のイメージとはガラリと違った、「外食用の納豆かけごはん」に変身。
お店のおすすめは、トッピングが3つセットになった納豆かけごはん。もはや定番だそう。
ねばねばスタイル750円
(オクラ・自家製なめたけ・山芋)
和風スタイル850円
(自家製なめたけ・おろしポン酢・天かす・温泉卵)
カラフルスタイル900円
(アボカド・枝豆・明太子)
など、上記以外にもセットになった種類は10種類以上も!
お味噌汁は、大阪人も唸る出汁の効いたお味噌汁。毎朝数種の鰹節に昆布で丁寧に撮ったお出汁に、お味噌もしっかり使っていて、お出汁の風味もバッチリのこだわりのお味噌汁。
土曜日・日曜日・祝日はランチタイムから飲むことができるから、
今流行りの昼飲みも可能!
(日本酒は20種類!)
単身赴任で近辺に住まわれている方にも便利なところ。飲み友もできたりして。
まだまだこのお店には伸びしろがありすぎる。
また何か面白いことを仕掛けてくるに違いない。
筆者の主観ではあるが、もっともっと、尖っても面白いと思うそんなお店だった。
ごちそうさまでした。
店舗概要
店舗名 :※710
読み :
コメナナイチゼロ(komenanaichizero)
住所 :
〒550-0004 大阪府大阪市西区靱本町1丁目13−4 金丸ビル1階
アクセス :
地下鉄御堂筋線本町駅8番出口 徒歩5分
地下鉄四つ橋線本町駅28番出口 徒歩2分
電話 :070-1547-6586
営業時間 :ランチ11:00~14:30L.O
ディナー17:00~22:00(日・祝はランチのみ)
ウーバーイーツ10:00~深夜1:00
定休日 :なし
オープン日:2019年1月8日
席数 :カウンター18席
その他 :貸切可
全面禁煙
カウンターのみ
URL :1社
食べログ :https://tabelog.com/osaka/A2701/A270106/27108515/
ライター:ミツバチ花子
大通りから1本はずれにある”納豆かけご飯専門店※710”(コメナナイチゼロと読む)。
な、な、納豆かけご飯専門店?!あの朝ごはんを代表する納豆をお店で食べるの?!
・・・ベタなリアクションをした人がどれだけいるだろうか。
そう!あの納豆が「お店で食べられる」。しかしまぁ、なんとも珍しい。
家庭では昔から食べられてきたのに、外食となると一気に新鮮になる。
そこにフィーチャーしたのがこのお店。目の付け所がシャープすぎ。
こちらのお店の特徴は、
- メーカー様より、※710仕様の特別な納豆を直接仕入れカスタマーに提供しているという点。
ここでは大阪は門真にある納豆メーカー様と取引し納豆を仕入れている。
これはハイカラ!尖った外食ジャンルに踏み込んだなぁと感心、興味深い。
ただただ客としてお店に足を運び、客として納豆料理を楽しんでしまったのであった。
外観は、今どきの無垢でシンプルな装い。清潔感がある。
ガラス張りで中が見えるようになっていて、暖簾が温かみのある雰囲気を出している。
夜はオフィス街の暗い路地にお店の光がポツンと現れて少しばかりムードも漂う。
内観や作りもシンプルで、木のぬくもりが感じられるコの字のカウンター席のみで18席。
納豆の独特な「アノ匂い」はしなかった。
今の時代、女性がどんどん活躍できる場所が増えてきたなぁとなんか感慨深かった。
ハツラツとした、しながらもトゲトゲしくない共感の得られる女性。
取材もスムーズに進む。
まずは王道の質問。
- 【なぜ納豆かけご飯専門店をしようと思ったのか?】
これだけ納豆が食べられている中で、なぜ外食としてメインで食べられる場所がないのか?というところから一大発起し会社として飲食事業に参入したとのこと。
また大阪の地は納豆不毛とまで言われてきたが、今や健康ブーム!ヘルシー志向の方たちへ受け入れられるのではと、納豆をメインとして食べられる店舗を開店する決意をされた。
もともと関西人といえば、納豆に対して、ネガティブな印象を持つ方も多いが、どう払拭していけるのか?果たして飲食店として、飲食業界の一つのジャンルとして、成り立つのか?と聞いてみたい。
- 【そういったことは考えなかったですか?】
しかも、納豆の健康効果や美容効果とかを見たらイケるんじゃないかと(笑)
このお店をしていく中で分かったんですけど、納豆嫌いな方も本当は克服したい!食べられるようになりたい!って思っている人が多かったんです。食べてる人を見て、うらやましいって思う人も。(笑)なんや、素直に言いーや。って(笑)なので、こだわりの強い大阪で苦労されて、真正面から皆様に受け入れられる商品を育て上げてこられた納豆メーカー様とタッグを組みました。いっちょやったろかと。(笑)」
なるほど。たくましい…関西での納豆の魅力を広める、大きな第一歩だったわけだ。
ここで※710で提供される納豆のこだわりをご紹介。
- 全国納豆鑑評会で4年連続受賞をしている大阪のメーカーの納豆を仕入れている
温度管理も徹底され直送されているのだとか。発酵を浅くすることで匂いが控えめになり食べやすくなるという。
提供する際もごはんはアツアツの炊きたてじゃなく、保温器に移し温度を下げている。
納豆に含まれる健康成分「ナットウキナーゼ」は熱に弱いため、より効果的に摂取しようとするとアツアツのご飯には不向きと言えるのだそうだ。
このように、苦手な方・食わず嫌いな方も食べやすくなるよう工夫を凝らしているからか、納豆を食べられないう人も来店され、納豆嫌いを克服する実績があるのだという。
「そうなんです。ここの納豆やったら食べれるって聞いて来ました!って言われることも多々あります。めっちゃプレッシャーで毎回ドキドキしてお出ししてます。(笑)
食べ終わられた後にお口に合ったかお聞きすると、全然食べれました!って。純粋にうれしいです。中には人生50年間一度も口にしたことないってかたも!美味しいといってくださいました!」
メーカー共々こだわったからこその結果なのだろうと、なんか関係のない筆者まで
達成感を感じてしまう。(笑)
この調子で納豆を克服できるようなお客さんが少しでも増えてほしい!と筆者も思う。
おすすめの納豆の食べ方も聞いてみた。
「まずは、美食家でも有名な魯山人が混ぜれば混ぜるほど美味しいといったことを
当店では再現しています。
毎朝仕込みで400回以上混ぜてからお出ししています。
しかも手混ぜで!最高の状態でまずは食べてもらう。それからお好みでトッピングとか。」
「それだけじゃなく、納豆に合うオリジナルのタレを毎朝作っています。
合わせ出汁と、複数のお醤油をブレンドして風味豊かで和を全面に押したタレですね。
北新地の創作和食店の店主に監修していただきました。少し甘めでめっちゃ納豆に合います。」
そこでランチタイムのメニューを拝見した。
基本のスタイルは、選べる丼ぶりに
・日替わり小鉢が2品
・お味噌汁
・お漬物
・デザートもついてくる。
※季節限定の丼ぶりもあり。
丼ぶりにはすべて黄身が乗っている。温泉卵に変更も可能。納豆味噌汁にも変更できる。
納豆は、小粒とひきわりが選べ、納豆の増量(+200円)はあいがけもOKとのこと!
(カレーやん!)
納豆好きにはたまらない…。
さらにご飯の量は無料で調節してもらえ、ダイエット中の方にはカリフラワーライスという、
ご飯と細くしたカリフラワーを半分づつ混ぜ合わせたヘルシーご飯にも+300円で変更も可能。
また、
23種類のトッピング(80円)が選べる。
下記参照
・自家製キムチ・オクラ・山芋・自家製なめたけ・めかぶ・枝豆・明太子・きゅうり・プチトマト・アボカド・ごま昆布・しば漬け・たくあん・チキンラーメン・ゆば・明太マヨ・大根おろし・刻みシソ・梅肉・クリームチーズ・高菜・大盛ネギ
これだけの組み合わせで、自分だけの納豆かけご飯スタイルはなんと800万通り以上にも。
家庭で食べていた納豆のイメージとはガラリと違った、「外食用の納豆かけごはん」に変身。
お店のおすすめは、トッピングが3つセットになった納豆かけごはん。もはや定番だそう。
ねばねばスタイル750円
(オクラ・自家製なめたけ・山芋)
和風スタイル850円
(自家製なめたけ・おろしポン酢・天かす・温泉卵)
カラフルスタイル900円
(アボカド・枝豆・明太子)
など、上記以外にもセットになった種類は10種類以上も!
お味噌汁は、大阪人も唸る出汁の効いたお味噌汁。毎朝数種の鰹節に昆布で丁寧に撮ったお出汁に、お味噌もしっかり使っていて、お出汁の風味もバッチリのこだわりのお味噌汁。
土曜日・日曜日・祝日はランチタイムから飲むことができるから、
今流行りの昼飲みも可能!
(日本酒は20種類!)
単身赴任で近辺に住まわれている方にも便利なところ。飲み友もできたりして。
まだまだこのお店には伸びしろがありすぎる。
また何か面白いことを仕掛けてくるに違いない。
筆者の主観ではあるが、もっともっと、尖っても面白いと思うそんなお店だった。
ごちそうさまでした。
店舗名 :※710
読み :
コメナナイチゼロ(komenanaichizero)
住所 :
〒550-0004 大阪府大阪市西区靱本町1丁目13−4 金丸ビル1階
アクセス :
地下鉄御堂筋線本町駅8番出口 徒歩5分
地下鉄四つ橋線本町駅28番出口 徒歩2分
電話 :070-1547-6586
営業時間 :ランチ11:00~14:30L.O
ディナー17:00~22:00(日・祝はランチのみ)
ウーバーイーツ10:00~深夜1:00
定休日 :なし
オープン日:2019年1月8日
席数 :カウンター18席
その他 :貸切可
全面禁煙
カウンターのみ
URL :1社
食べログ :https://tabelog.com/osaka/A2701/A270106/27108515/
ライター:ミツバチ花子