リーガロイヤルホテル(大阪市北区中之島、総支配人 荻田 勝紀(おぎた かつのり)のチョコレート専門店「ショコラブティック レクラ」は、「ドゥーザンセレクション~12年の輝き~」を2020年1月17日(金)から3月14日(土)まで販売します。
今回二人は、時間、年月、星座など「12」という数字には多くの意味合いが秘められていることに惹かれ、レクラの12周年の軌跡とその輝きが世界へと旅立つ日を夢見て、「12」という数字にこだわりを持った商品開発に挑みました。“世界一周”を意味する「アラウンド・ザ・ワールド」をテーマに、昨今、空前のブームとなっている「ウイスキー」にスポットを当て、樽の中で12年の時を刻んだ世界の5大ウイスキー※を使用。それぞれの特徴と魅力を引き立てる独自の配合で仕上げたウイスキーガナッシュをスイートチョコレートでコーティングした5粒を上段に、下段にはそれぞれのウイスキーのテロワール、香り、味わい、余韻など、上段の5粒から連想される相性の良い素材をモチーフに、ウイスキーの魅力と世界観を感じるチョコレートに仕上げました。
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◇【カナダ:~Canadian Whisky~】Canadian Club 12年×メープル&黒糖
◇【アメリカ:~American Whiskey~】I.W.HARPER 12年×バナナ
◇【日本:~Japanese Whisky~】サントリー山崎12年×抹茶&煎茶
◇【スコットランド:~Scotch Whisky~】JOHNNIE WALKER BLACK LABEL 12年×ダージリンティー&紅玉りんご
◇【北アイルランド:~Irish Whiskey~】BUSHMILLS 12年×コーヒー
古澤から岡井へのリクエストは「①世界5大ウイスキー、それぞれの特徴と魅力を引き立てるチョコレートであること」、「②世界5大ウイスキーのテロワール、香り、味わい、余韻、それぞれから連想される素材に、ひとしずくのウイスキーが加わることでさらにその世界観が広がるひと粒を作ること」、「③12という数字にこだわること」の3つでした。岡井は“バーテンダーがカクテルを作る感覚”を念頭に置き、想像力を極限まで高めながら、ショコラティエならではの感覚で製作に挑みました。
下段の5粒は、ウイスキーの樽からしたたり落ちる「しずく」をイメージし、上下の2粒の味わいのバランスを大切に、チョコレートの甘みや苦みなどの配合をひと粒ごとに変え、それぞれの風味と食感、そして上下の調和のおもしろさを感じるチョコレートです。
ショコラブティック レクラ 「ドゥーザンセレクション~12年の輝き~」概要
【販売場所】 ショコラブティック レクラ(1階フロント横)
【営業時間】 11:00~19:00 (10月1日~3月31日)※季節により営業時間が異なります。
【販売期間】 2020年1月17日(金)~3月14日(土)
【販売金額】 10粒入り 3,456円 ※税金を含む
◇Canadian Club 12年 × メープル&黒糖
上段: ライトなテイストの中に、優しくバニラのような香りが漂う「Canadian Club 12年」。原材料のライ麦のスパイシーさと、バターのような濃厚な香りをほろ苦いチョコレートに収めました。
下段:芳醇なメープルシロップ、粉状にしたメープルシュガー入りクッキーと黒糖入りチョコレートの3層の味わいと、異なる食感をお楽しみいただけます。
◇I.W.HARPER 12年 × バナナ
上段:オーク材の新樽を焦がして熟成させた「I.W.HARPER 12年」は、ほのかな甘みと焼いたバナナのような華やかな香りが特徴。原材料の主軸のトウモロコシの甘さと、チョコレートのほろ苦さの絶妙なバランスと、香ばしいウイスキーの特徴を存分に感じていただけます。
下段:「バニラの香り」や「焼いたバナナ」からインスピレーションを受け、火の入った熟したフルーツをイメージし、バナナピューレを合わせました。ビターな味わいのチョコレートと、バナナの甘い香りや風味が鼻に抜ける、優しい味わいです。
◇サントリー山崎12年 × 抹茶&煎茶
上段:日本を代表するシングルモルトウイスキー。繊細ながらも深みのある味わいと、最後にくるウイスキーの
旨みの余韻が、「和」の奥ゆかしさと、チョコレートの深い味わいを感じさせるひと粒です。
下段:「山崎12年」の蒸溜所は、千利休が茶室を築き、侘び茶の世界を大成させた地としても有名なことから、日本をフューチャーした煎茶の味わいをイメージし「煎茶」をフレーバーに使用しました。煎茶が香る中にもほんのりとした甘さが「侘寂」を連想させるチョコレートです。
◇JOHNNIE WALKER BLACK LABEL 12年 × ダージリンティー&紅玉りんご
上段:ウッディな香りの中に、オレンジやりんご、レーズンのようなフルーティーな味わいが特徴的なブレンデッドウイスキー。スモーキーな香りの奥からのぞかせる果実系の甘さは、ビターな味わいのチョコレートと相性抜群です。
下段:紅茶のブレンディング技術から着想を得たウイスキーであること、みずみずしいりんごをイメージさせるフレーバーが感じられるところから、ダージリンティーと紅玉りんごのピューレを層に加えました。りんごの蜜のような甘さのあとに蒸らした紅茶をイメージした香りが口の中でふんわりと香る、珠玉のひと粒です。
◇BUSHMILLS 12年 × コーヒー
上段:アイリッシュウイスキーの伝統製法とされる「3回蒸溜」を経て、甘い香りと濃厚な味わいが印象的。チョコレートのほろ苦さと相まって、バニラ香が華やかに香ります。
下段:アイルランド、シャノン空港の前進であるフォインズ水上飛行場が発祥の地で、トランジットで身体が冷え切った乗客のために提供されたカクテルとして有名な「アイリッシュコーヒー」をモチーフに、深煎りしたコーヒーをガナッシュに仕上げました。
※表示の料金は、税金を含みます。
※画像はイメージです。
※商品の仕様や料金は予告なしに変更する場合があります。
<お客様からのご予約・お問い合わせ先>
「ショコラブティック レクラ」 TEL. 06-6441-1308(直通)
リーガロイヤルホテル ホームページ https://www.rihga.co.jp/osaka
<ご参考>
■「ショコラブティック レクラ」シェフ ショコラティエ 岡井 基浩(おかい もとひろ)
1990年 リーガロイヤルホテル入社。
リーガロイヤルホテル製菓課配属後、パティスリー、ショコラ、アイスクリームなどすべての製菓セクションに携わる。「ショコラブティック レクラ」専属のシェフショコラティエ。インスピレーションにもとづいたクリエイティビティ溢れる作品に定評がある。2010年から2015年にジェイアール京都伊勢丹で開催された世界のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」に出店。
■マスターバーテンダー 古澤 孝之(ふるさわ たかゆき)
1989年 リーガロイヤルホテル入社。バーテンダーのコンペティションで数々の賞を受賞。自由な発想から生まれる創作カクテルや、様々なバーシーンを提案する企画力が高く評価されている。また、その技能についてはホテル内にとどまらず全国のバーテンダーの模範ともなっており、自らの技術向上に努める一方、若手の育成にも注力。
後進のバーテンダーらをコンテストでの優勝・入賞へと導くなど、料飲業界における幅広い業績貢献が評価され、2016 年「平成 28 年度 大阪府優秀技能者表彰(なにわの名工)」受賞。
現在に至る。